« 今日の買い物 | Main | 昭和記念公園行ってきました »

蜘蛛女のキス 楽曲について(2幕)

前回の続き、2幕からです。これアップしたら少しは蜘蛛女熱冷めるでしょうか(笑)

M18:ロシア映画~いい時代が(オーロラ)
劇中劇でオーロラが演じてみせる唯一のシーン。ものすごく芝居がかっていて何だか可笑しかった。途中から映画に引き込まれたヴァレンティンが台詞を言うのもいいですね。ヴァレンティンとモリーナの関係が変わってきたことが伺わせられます。
南米が舞台のこの物語に於いて、正反対のロシアの冬の映画だって言うのが良いのかも。シャンシャンという鈴の音と、いかにも映画音楽的な管と弦の盛り上がりが良いです。
どうしても「いい時代が」の部分が「すみれのは~な~」に聞こえて困った私でした。

M19:その次の日(ヴァレンティン)
ヴァレンティンが自分の生い立ちと夢を語る、5分もある大曲。歌い上げる曲が少ない蜘蛛女のキスのなかでは珍しいビックナンバーです。最後の声の力強さに、涙腺が決壊です。
出だしはやたらと休符が入っていて、リズム取るのが難しそうです。ああ、楽譜が見てみたい。
声を大きく聞かせるには、最初をなるべく小さくすれば良い。浦井君はそれに見事に成功していたと思います。

M20:ママ、ぼくよ(モリーナ)
出所したらあれもこれもやりましょうと、モリーナが母に語りかけるやさしい歌。フルートの
合いの手が印象的です。

M21:彼のためなら(蜘蛛女、モリーナ、ヴァレンティン)
明日モリーナが釈放されると言う限られた時間の中で、モリーナと、ヴァレンティンのせっぱつまった思いが交錯する、狂おしいまでに切ない曲。二人のすれ違い、追いかける気持ちと、それを操るかのような蜘蛛女の存在に、胸がぎゅーっと締め付けられました。
CDで聞いていると、違う感想も持てました。同じ音域で歌う3人の男女。でも、一人はゲイ、一人は男、一人は蜘蛛女。性別やリアル、ファンタジーの境目が溶けてなくなってくる感じです。メロディーが絡み合って曲が盛り上がれば盛り上がるほど、どんどんその気持ちが強くなりました。

M22:蜘蛛女のキス(蜘蛛女)
「彼のためなら」気持ちを高ぶらせるだけ高ぶらせて始まる「蜘蛛女のキス」。初めて聞くメロディーじゃないのに、忙しないギターの音が入って、テンポが上がっただけで、どうしてこんなに泣けるのよ~。と思いながらだーだー泣いてました。
私的には一番の盛り上がりで聞こえるフルートの特殊奏法(名前忘れちゃいました。喉を震わせながら演奏する。羽が震えているような音がします。)にもびっくり。こういう演奏法、通常の曲では余り聞かないと思うので。

M23:映画でだけ (モリーナ、全員)
M22の切羽詰った曲想から一転、華々しいファンファーレから始まる明るい曲。ええ、曲としては嫌いじゃないんです。でもやっぱりまだ映画落ちは嫌だって気持ちになっちゃって、そこから抜けられなくて困ってます。色んな感想を読んでも、私のように「全ては他人の描いた映画でした」と読み取っている人を見つけられなかっんですよ。だけどどーも納得できないと言うか。でも、自分が考えてるオチにしたいわけではないので、もう無理やり「死の瞬間、自分の人生を映画になぞられた」ってことで納得します。
「その名はモリーナ」の原詩じは「His neme was Molina」でした。さんざん彼って書こうか
彼女にしようか悩んでたのにな、私。

◆まとめ
こうやって書いてみて、改めてみんな良い曲だなぁと思います。ぱっと記事が書けたのは主に長々と書いている曲ですが、それ以外の曲も良い曲ばかり。ただ、私の好みがちょっと偏ってるってだけの話です(^^;;; 

私のなかの蜘蛛女のキス、一応、これで一区切りです。一つの公演に関してこれだけ沢山書いたのも、初めてです。

あ~、でも小節と映画のこと何も書いてないなぁ。と言う訳で、ひょっとしたらまた(笑)

|

« 今日の買い物 | Main | 昭和記念公園行ってきました »

蜘蛛女のキス」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15974/17134670

Listed below are links to weblogs that reference 蜘蛛女のキス 楽曲について(2幕):

« 今日の買い物 | Main | 昭和記念公園行ってきました »